様々な場所で見られるイタドリ
イタドリはタデ科の多年生草本で、日本各地に広く分布しています。日当たりの良い土手や川原、山崩れ跡など様々な環境でみられる植物です。イタドリはやせ地では割り箸程度の細い軸で葉を茂らせますが、肥沃な場所では大きく成長し、高さ2メートル、太さ4センチメートル近くにもなります。一方で、最近では、環境の変化や乱獲、シカなどの食害などで品質の良いものが減少しています。
様々な調理バリエーション
イタドリは春先にみられるタケノコ状の若芽を和え物や佃煮、煮つけなどにして食べます。和歌山県ではイタドリの消費量が多く、料理方法や味付けは地域によって様々です。
呼び名も様々「ごんぱち」「すかんぽ」
イタドリの呼び名は「ごんぱち」「すかんぽ」「すっぽん」など色々あります。
イタドリを栽培してみよう
川原や野原、山地までどこにでもある身近な山菜であるイタドリ。地下茎が太く、強い植物であるため、石垣やアスファルトを割って芽をだすことだってあります。
そんなイタドリですが、栽培して品質のよいものを育てることも可能です。イタドリの栽培適地は、日当たりがよく、水はけの良い場所です。山間地の耕作放棄地や休耕田も活用して栽培することができます。
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